FOBとは?韓国コスメの見積書の読み方(FOB/CIF/EXWの違い)
結論:FOBとは「韓国の港で船に積むまでは売り手負担、そこから先は買い手負担」という価格条件です。韓国コスメのB2B見積はFOB表示が標準なので、FOB価格に輸送費・税金を足した「着地原価」に換算して判断するのが正しい読み方です。
FOBとは — 定義
FOB(Free On Board/本船渡し)とは、国際貿易の取引条件(インコタームズ)のひとつで、売り手は輸出港で貨物を本船に積み込むまでの費用とリスクを負担し、それ以降は買い手が負担するという条件です。
韓国コスメの見積書で「FOB Busan USD 3.50」とあれば、「釜山港で船に積むまでの費用込みで1個3.50ドル。海上運賃・保険・日本側の費用は別途買い手負担」という意味になります。
主要な貿易条件の比較
| 条件 | 正式名 | 売り手の負担範囲 | 買い手の負担 |
|---|---|---|---|
| EXW | 工場渡し | 工場で引き渡すまで | 韓国内輸送から全部 |
| FOB | 本船渡し | 輸出港で船積みまで | 海上運賃・保険・輸入費用 |
| CIF | 運賃保険料込み | 日本の港に着くまで(運賃・保険込み) | 輸入通関・関税・国内輸送 |
- EXWが最も安く見えますが、韓国国内の輸送・輸出通関まで買い手手配になり、実務負担は最大です
- CIFは日本の港までコミコミで比較しやすい反面、売り手が輸送マージンを乗せている場合があります
- FOBはその中間で、韓国コスメB2Bの事実上の標準です
FOB価格から着地原価への換算
着地原価 ≒ FOB価格 + 海上運賃・保険 + 関税 + 消費税 + 通関諸費用(+プラットフォーム手数料)
たとえば卸プラットフォーム「コストレ」の場合、価格はFOB+7%の手数料で表示され、輸送・通関は輸入代行としてワンストップで手配されます。複数の仕入れルートを比較するときは、必ずこの着地原価ベースに揃えてください。
見積書でFOBと一緒に確認する項目
- 通貨 — USD建てかKRW建てか円建てか。為替変動の影響が変わる
- MOQ(最小発注数量) — FOB単価はMOQを満たす前提の価格
- 数量別単価 — 「1,000個ならUSD 3.20」など、数量スライドがあるのが普通
- 有効期限 — 見積の有効期間(為替や原料価格で改定される)
- リードタイム — 発注から船積みまでの日数
よくある誤解
- 「FOB価格が安い=一番得」ではない — 送料・税金を足すと逆転することがあります
- 「CIFなら追加費用ゼロ」ではない — 日本側の通関費・関税・消費税・国内輸送は別です
- 「FOBだから船便限定」ではない — 航空便でも同様の考え方(FCA等)で見積されます
よくある質問
- Q. FOBとはどういう意味ですか?
- A. Free On Board(本船渡し)の略で、売り手が輸出港で船に積み込むまでの費用を負担する貿易条件です。それ以降の海上運賃・保険・輸入費用は買い手負担になります。
- Q. FOB価格と国内卸価格はどちらが安いですか?
- A. FOB価格自体は国内卸価格より大幅に安いのが普通です。ただしFOBには送料・関税・消費税・通関費用が含まれないため、それらを足した「着地原価」で比較する必要があります。
- Q. 韓国からの輸送費はどれくらいかかりますか?
- A. 船便かコーリアンエクスプレス等の輸送手段、数量・重量によって大きく変わります。少量なら商品代金の10〜20%程度になることもあり、まとめ買いほど比率は下がります。
※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定商品の効能効果を保証するものではありません。制度・手続きは変更される場合があります(最新情報は各公的機関の公表をご確認ください)。