韓国コスメ輸出が2026年上半期に過去最高の70億ドル — 日本のバイヤーが読むべき市場データ

市場データ | 公開日 2026-07-15 | コストレ運営事務局

結論:韓国コスメは「世界的に売れているものを日本で売る」段階に入りました。2026年上半期の韓国化粧品輸出は70億ドル(前年同期比+27.3%)と過去最高を更新し、日本は世界3位の輸出先です。輸出の約8割はスキンケア。仕入れの土台をスキンケアで組む定石が、統計でも裏付けられた形です。

2026年上半期の輸出統計(韓国・食品医薬品安全処発表)

聯合ニュース(2026年7月2日)が報じた韓国・食品医薬品安全処の発表によると、2026年上半期(1〜6月)の化粧品輸出額は70億ドル(約1兆1300億円)で、前年同期比27.3%増。上半期として過去最高を記録しました。

年(上半期)輸出額
2022〜2024年いずれも40億ドル台
2025年55億ドル
2026年70億ドル(過去最高)

3年で1.7倍前後という急拡大です。なお2025年通年では、輸出額が過去最高を更新しフランスに次ぐ世界2位の化粧品輸出国になったと報じられています。

日本は世界3位の輸出先

2026年上半期の仕向け先の上位は次のとおりです。

順位輸出額シェア
1位米国14億5000万ドル20.7%
2位中国10億1000万ドル14.4%
3位日本5億8000万ドル8.3%

日本のバイヤーにとって重要なのは、日本が「特殊な市場」ではなく世界3位の主要市場であるという点です。韓国メーカー側も日本向けの体制(日本語表示・薬機法対応・小ロット対応)を整える動機が強く、B2B取引の条件は年々整いやすくなっています。

輸出の約8割は基礎化粧品(スキンケア)

製品カテゴリ別の輸出額は次のとおりです。

世界で売れているのは、まずスキンケアです。日本の小売でもスキンケア定番品で売り場の土台を作り、メイクやトレンド品を小ロットで回す構成が、輸出統計の実態とも一致します。

バイヤーへの示唆 3点

① 「売りやすい環境」が数字で裏付けられた

輸出が3年で急拡大し、日本が世界3位の仕向け先という事実は、消費者側の認知・需要が既に立ち上がっていることを意味します。韓国コスメの棚は、いま追い風の中で作れる売り場です。

② 米国向け関税の動きは日本のバイヤーに好機になり得る

米国では2026年7月下旬から韓国原産品への関税引き上げが告知されており(JETRO・各社告知より)、韓国メーカーの一部が日本販路を再重視する可能性があります。MOQ(最小ロット)や価格の相談がしやすくなる局面が来るかもしれません。※関税の個別適用は品目により異なるため、動向は継続確認が必要です。

③ トレンドの伝播がさらに速くなっている

2026年5月には韓国最大手ビューティーストアのオリーブヤングが幕張メッセで日本初の大型フェスを開催するなど、韓国の売れ筋情報が日本の消費者へ届く速度は一段と上がっています。お客様が先に商品を知っている時代です。小売側は「韓国で何が売れているか」を仕入れ判断に直結させる体制が差になります。

まとめ — 統計が示す仕入れの定石

  1. 土台はスキンケア(輸出の約8割・回転が安定)
  2. トレンド品は小ロットで速く回す(伝播速度が速いため在庫リスク管理を優先)
  3. 条件交渉は今(日本市場の重要度が増し、メーカー側の対日意欲が高い局面)

コストレは韓国メーカー直の商品を日本語で閲覧・見積依頼できるB2B卸プラットフォームです。輸出統計が示す「世界で売れている韓国コスメ」を、1ケースからテスト仕入れするところから始めてください。

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出典: 聯合ニュース(2026年7月2日配信・韓国食品医薬品安全処発表)、JETRO 米国関税措置ポータル、各社報道。数値は発表・報道時点のものです。

よくある質問

Q. 韓国コスメの輸出はどのくらい伸びていますか?
A. 韓国・食品医薬品安全処の発表によると、2026年上半期(1〜6月)の化粧品輸出額は70億ドルで前年同期比27.3%増、上半期として過去最高を記録しました。
Q. 日本は韓国コスメにとってどのような市場ですか?
A. 2026年上半期の輸出先で日本は5億8000万ドル(全体の8.3%)と、米国・中国に次ぐ第3位の市場です。
Q. 韓国コスメで最も輸出されているカテゴリは何ですか?
A. 基礎化粧品(スキンケア)が54億8000万ドルと最大で、メーキャップ化粧品(7億2000万ドル)、洗浄剤(3億4000万ドル)が続きます。

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※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定商品の効能効果を保証するものではありません。制度・手続きは変更される場合があります(最新情報は各公的機関の公表をご確認ください)。